2015年 09月 09日
燧ケ岳(ひうちがたけ) |
燧ケ岳(ひうちがたけ)登山「9月5日」
(本年7月5日、至仏山の展望休憩台から尾瀬ヶ原を挟んで向側に立つ燧ケ岳を写したもの)
尾瀬国立公園内の尾瀬沼の北、尾瀬ヶ原の東に位置する燧ケ岳は、至仏山と共に尾瀬を代表する山で、俎嵓(まないたぐら標高2,346m)、柴安嵓(しばやすぐら標高2,356m)の二峰で双耳峰を形成しています。
今回のルートは沼山峠登山口から尾瀬沼ビジターセンターを経由、
そこを起点とした長英新道は、ミノブチ岳を経由して俎嵓へ至り、
さらに山頂の柴安嵓に至るルートです。
下山は、熊沢田代~広沢田代などの湿原をわたり
尾瀬御池バスセンターまで下りるルートです。
登りと下りを別ルートで歩けるのはバスツアーならではのおかげです。
9月4日(金曜日、雨)
金曜の夜行バス巻潟東ICを22時30分乗車。
ツアーバス(今回はゆったりリクライニング、毛布つき)は
小千谷で最後の参加者を乗せたあとに消燈(23時30分頃)
堀之内から国道352号線で檜枝岐(ひのえまた)村、尾瀬御池に到着(3時頃)
バスのエンジンを止めて車中泊
9月5日(土曜日、曇り)
ツアーバスのエンジンをかけて4時半に点燈。
沼山峠までのシャトルバスの始発が5時半なのでそれまでに
朝食(手持ちのお弁当)を食べて、身支度をして待つ。
私の場合、、当然ながらその状況で眠ることはできませんでした。
夜が長かった~笑
しか~し、やっと来ることができた燧ケ岳です!気持ちは上々~♪
今は晴れていますが、昨日からの雨で登山道はぬれているはず!
スパッツを履いて準備OKです。
シャトルバスに乗って沼山峠に到着。
>5時50分
さあ、いよいよ登山はじめ~
沼尻分岐までは、歩きやすい木道が続きます。
ゴゼンタチバナの終わりそうな花
ゴゼンタチバナの実
葉が5枚以上にならないと花が咲かなくて当然実もついていませんね。
シマササランの実
シロモノ
足元には赤い実や白い実などがいっぱいで秋モードになっていました。
リンドウ 所々で見かけるけどお日様大好きなので、朝早いし
天気イマイチで終日開いた花はみることができませんでした。
アキノキリンソウ
ワレモコウ
大江湿原に入って歩きます。
イワショウブ
イワショウブ 紅葉?して色々な色に変化していく花の色がとっても綺麗♪
今回のお花見の中でダントツ1位のランキングです
背の高いアザミが群生しています
尾瀬沼の3本カラマツ。
長蔵小屋
今から40年近く?前に、会社の先輩に連れて行ってもらった思いでの尾瀬沼。
まだ、この小屋が現役で活躍していたとは驚きです!
周りの様子が思い出せなくなっているのに、この小屋だけは変わっていなくて感動でした!
お土産屋さんもなかったな~(^^)
ここまでに歩き初めてから1時間半ほど。
この先からが長英新道で、泥濘と岩の厳しい山登りになります。
トイレもこの先はありません~(><)
小休憩をして、出発です。
>7時29分
どろどろの道が続きます。
道をふさぐ笹の葉が切り倒されてあって、泥道を覆ってくれてはあるようですが、
歩くと沈むほど、、どろどろ~
ダテカンバ、シラビソ、コメツガ、などの大木の森。
見晴らしのない、しばらくはそんな道が長くて。。
それでも、道の路肩に咲く花には癒されます。
ノリウツギ
五葉イチゴ。食べてみました。甘すっぱくて、でも子供の頃食べた野苺を思い出して
懐かしかった~(*^^*)
ツルリンドウ
小さな秋
マイヅルソウの実
長蔵小屋から約2時間ほど登って4合目を過ぎたころ
やっと見通しの良い場所に出たところで
見えてきたのは、尾瀬沼と向こうに日光白根山(2578m)
見えるとすぐそこにあるように思えて、、登ってみたくなる(笑)
5合目>9時37分
7合目を過ぎると平らな眺望の良い頂きにでました。
ミノブチ岳山頂(約2200m)
>10時20分
尾瀬沼を囲んで静かな森が繁っています。
豊な緑です。
気持ちいいな~
6時から歩き始めてから5時間近く。
私は、こんなところで昼食お弁当でもいいのに~と思うのだけど
ガイドさんは、先を急ぎます。
振り返ってみるミノブチ岳
これから登る俎嵓(まないたぐら2346m)
この先登って30分
途中、尾瀬ヶ原を挟んで向こうには至仏山が~♪
風がもの凄く強くてじっと立っていられないほど。
俎嵓の頂上も狭いので、そのまま
下って登って20分、柴安嵓(しばやすぐら)まで、岩山をよじ登りました
頂上から見える尾瀬ヶ原
>11時20分
柴安嵓(しばやすぐら)登頂です~(^o^)/
あれ??登頂写真がない、、、
またまた、ツアーで頂いた証明写真を使わせていただきます(笑)
昼食休憩20分。
のんびり食べたい私には休憩時間が短くて足りません。
かいた汗が風で寒くて重ね着したり、
ドタバタしながら、やっと終わりました。
写真まで手がまわりませんでした(^^;;
>11時45分
さて、今度は下山です。
>12時10分
もう一度俎嵓を通り過ぎてから
熊沢田代~広沢田代~尾瀬御池バスセンターへと下りていきます。
予定はここから3時間。
ヒメウメバチソウ
カラマツソウ
熊沢田代
キンコウカの紅葉が始まっていました。
静かな湿原、すべてが芸術です。
キンコウカとイワショウブの花。
キャンパスに描いた絵のようです。
しかし、下りの道はガレ場あり、大小の岩がゴロゴロした道を手を使い
足場を探して歩くような急傾斜あり、
最終地点の御池バスセンターまでは最後の最後までドロドロの泥道で
標高差は登りの9Kmを約650m差より、下山の4Kmを約850m差の方が大きく
危険箇所はなかったものの緊張の続く長い道のりでした。
山頂で休んで歩き始めてすぐに私の膝に痛みが始まりました。
昨年の燕岳登山に初めて感じた痛みはそれからも、たびたび下山のときにあります。
なので、今はサポーターを常備しています。
さっそく、装着して、なんとか事なく最後まで歩くことができました。
>3時30分
ほぼ予定どおりに御池バスセンターに到着できました(^^)V
全行程(休憩を含む)が約9時間半。
私にとって一日の歩行時間最長記録として、印ます(笑)
(本年7月5日、至仏山の展望休憩台から尾瀬ヶ原を挟んで向側に立つ燧ケ岳を写したもの)
尾瀬国立公園内の尾瀬沼の北、尾瀬ヶ原の東に位置する燧ケ岳は、至仏山と共に尾瀬を代表する山で、俎嵓(まないたぐら標高2,346m)、柴安嵓(しばやすぐら標高2,356m)の二峰で双耳峰を形成しています。
今回のルートは沼山峠登山口から尾瀬沼ビジターセンターを経由、
そこを起点とした長英新道は、ミノブチ岳を経由して俎嵓へ至り、
さらに山頂の柴安嵓に至るルートです。
下山は、熊沢田代~広沢田代などの湿原をわたり
尾瀬御池バスセンターまで下りるルートです。
登りと下りを別ルートで歩けるのはバスツアーならではのおかげです。
9月4日(金曜日、雨)
金曜の夜行バス巻潟東ICを22時30分乗車。
ツアーバス(今回はゆったりリクライニング、毛布つき)は
小千谷で最後の参加者を乗せたあとに消燈(23時30分頃)
堀之内から国道352号線で檜枝岐(ひのえまた)村、尾瀬御池に到着(3時頃)
バスのエンジンを止めて車中泊
9月5日(土曜日、曇り)
ツアーバスのエンジンをかけて4時半に点燈。
沼山峠までのシャトルバスの始発が5時半なのでそれまでに
朝食(手持ちのお弁当)を食べて、身支度をして待つ。
私の場合、、当然ながらその状況で眠ることはできませんでした。
夜が長かった~笑
しか~し、やっと来ることができた燧ケ岳です!気持ちは上々~♪
今は晴れていますが、昨日からの雨で登山道はぬれているはず!
スパッツを履いて準備OKです。
シャトルバスに乗って沼山峠に到着。
>5時50分
さあ、いよいよ登山はじめ~
沼尻分岐までは、歩きやすい木道が続きます。
ゴゼンタチバナの終わりそうな花
ゴゼンタチバナの実
葉が5枚以上にならないと花が咲かなくて当然実もついていませんね。
シマササランの実
シロモノ
足元には赤い実や白い実などがいっぱいで秋モードになっていました。
リンドウ 所々で見かけるけどお日様大好きなので、朝早いし
天気イマイチで終日開いた花はみることができませんでした。
アキノキリンソウ
ワレモコウ
大江湿原に入って歩きます。
イワショウブ
イワショウブ 紅葉?して色々な色に変化していく花の色がとっても綺麗♪
今回のお花見の中でダントツ1位のランキングです
背の高いアザミが群生しています
尾瀬沼の3本カラマツ。
長蔵小屋
今から40年近く?前に、会社の先輩に連れて行ってもらった思いでの尾瀬沼。
まだ、この小屋が現役で活躍していたとは驚きです!
周りの様子が思い出せなくなっているのに、この小屋だけは変わっていなくて感動でした!
お土産屋さんもなかったな~(^^)
ここまでに歩き初めてから1時間半ほど。
この先からが長英新道で、泥濘と岩の厳しい山登りになります。
トイレもこの先はありません~(><)
小休憩をして、出発です。
>7時29分
どろどろの道が続きます。
道をふさぐ笹の葉が切り倒されてあって、泥道を覆ってくれてはあるようですが、
歩くと沈むほど、、どろどろ~
ダテカンバ、シラビソ、コメツガ、などの大木の森。
見晴らしのない、しばらくはそんな道が長くて。。
それでも、道の路肩に咲く花には癒されます。
ノリウツギ
五葉イチゴ。食べてみました。甘すっぱくて、でも子供の頃食べた野苺を思い出して
懐かしかった~(*^^*)
ツルリンドウ
小さな秋
マイヅルソウの実
長蔵小屋から約2時間ほど登って4合目を過ぎたころ
やっと見通しの良い場所に出たところで
見えてきたのは、尾瀬沼と向こうに日光白根山(2578m)
見えるとすぐそこにあるように思えて、、登ってみたくなる(笑)
5合目>9時37分
7合目を過ぎると平らな眺望の良い頂きにでました。
ミノブチ岳山頂(約2200m)
>10時20分
尾瀬沼を囲んで静かな森が繁っています。
豊な緑です。
気持ちいいな~
6時から歩き始めてから5時間近く。
私は、こんなところで昼食お弁当でもいいのに~と思うのだけど
ガイドさんは、先を急ぎます。
振り返ってみるミノブチ岳
これから登る俎嵓(まないたぐら2346m)
この先登って30分
途中、尾瀬ヶ原を挟んで向こうには至仏山が~♪
風がもの凄く強くてじっと立っていられないほど。
俎嵓の頂上も狭いので、そのまま
下って登って20分、柴安嵓(しばやすぐら)まで、岩山をよじ登りました
頂上から見える尾瀬ヶ原
>11時20分
柴安嵓(しばやすぐら)登頂です~(^o^)/
あれ??登頂写真がない、、、
またまた、ツアーで頂いた証明写真を使わせていただきます(笑)
昼食休憩20分。
のんびり食べたい私には休憩時間が短くて足りません。
かいた汗が風で寒くて重ね着したり、
ドタバタしながら、やっと終わりました。
写真まで手がまわりませんでした(^^;;
>11時45分
さて、今度は下山です。
>12時10分
もう一度俎嵓を通り過ぎてから
熊沢田代~広沢田代~尾瀬御池バスセンターへと下りていきます。
予定はここから3時間。
ヒメウメバチソウ
カラマツソウ
熊沢田代
キンコウカの紅葉が始まっていました。
静かな湿原、すべてが芸術です。
キンコウカとイワショウブの花。
キャンパスに描いた絵のようです。
しかし、下りの道はガレ場あり、大小の岩がゴロゴロした道を手を使い
足場を探して歩くような急傾斜あり、
最終地点の御池バスセンターまでは最後の最後までドロドロの泥道で
標高差は登りの9Kmを約650m差より、下山の4Kmを約850m差の方が大きく
危険箇所はなかったものの緊張の続く長い道のりでした。
山頂で休んで歩き始めてすぐに私の膝に痛みが始まりました。
昨年の燕岳登山に初めて感じた痛みはそれからも、たびたび下山のときにあります。
なので、今はサポーターを常備しています。
さっそく、装着して、なんとか事なく最後まで歩くことができました。
>3時30分
ほぼ予定どおりに御池バスセンターに到着できました(^^)V
全行程(休憩を含む)が約9時間半。
私にとって一日の歩行時間最長記録として、印ます(笑)
by a-echi8725
| 2015-09-09 09:46
| --燧ケ岳(ひうちがたけ)
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Comments(2)
Commented
by
nick-2 at 2015-09-10 07:14
相変わらずアクティブですね、頭が下がります。
地元にはそちらにあるようなツアーはなくて機会もありませんので、知人頼りで山に登るしかありません。
10月には南アのどこかか、八ヶ岳のどこかに連れていっては
くれるようですが・・・・・
echiさんにも膝の痛みが出るようになりましたかぁ。
どうしても下山では膝に負担がかかりますからね。
地元にはそちらにあるようなツアーはなくて機会もありませんので、知人頼りで山に登るしかありません。
10月には南アのどこかか、八ヶ岳のどこかに連れていっては
くれるようですが・・・・・
echiさんにも膝の痛みが出るようになりましたかぁ。
どうしても下山では膝に負担がかかりますからね。
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by
a-echi8725 at 2015-09-11 15:47
本当は個人で行ければ一番良いのですが、
写真をゆっくり撮ってる時間がありません。
とりあえずこんなのあった、、みたいな写真ばかりで
その点はストレスになりますが、
やっぱり山はね、一人ではいけませんからしかたありません。。
10月の南アか八ヶ岳ですか~
紅葉がすばらしいのでしょうね~羨ましいな!
写真をゆっくり撮ってる時間がありません。
とりあえずこんなのあった、、みたいな写真ばかりで
その点はストレスになりますが、
やっぱり山はね、一人ではいけませんからしかたありません。。
10月の南アか八ヶ岳ですか~
紅葉がすばらしいのでしょうね~羨ましいな!