白馬岳~小蓮華山 |
白馬岳~小蓮華山
2日目。
白馬山荘の食堂で4時半から朝食の受付。
御来光の時間は4:40頃とは知っていたけれど
山小屋の裏手方向、山頂まで登らないと見えないらしい。
朝食の時間と重なってしまうので残念ながらそれはあきらめていました。
時間になっても空にも雲にも光は届いてこないので
山頂からも今日の御来光は見えなかった様子でした。
すべての準備をして、靴を履いて玄関外に集合
出発は5:50
雲の合間から剣岳の頭が凛々しく聳え立っているのが見えます。
もう少し、左方向には槍ヶ岳の角も見えていましたが
激しく雲が流れます。
少し登ったあとは、すぐに稜線に出て振り返ると歩いてきた軌跡が見えます。
三角点にもしっかりタッチ♪
これから向かう小蓮華山方向
少しの雲の晴れ間には糸魚川方向、雨飾り山や海谷山塊
日本海まで見えたりもしていたのに、写真撮れずに過ぎてしまって残念です。
イタドリ
イブキジャコウソウ
タカネツメクサ、コイワカガミ、
シロウマアサツキ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマアズマギク
テガタチドリ
チシマキキョウ
白い花崗岩の斜面にコマクサが広く群生しているのに
写真に撮ってもよくわからないですね。
コマクサ↑↓
ライチョウが草の実を啄んでいる様子でした。
遠くてガスもかかっているので写真はボケボケですみません。
小蓮華山に近づいてくると山の色が赤茶色になってきました。
はい。小蓮華山頂上に到達しました。
新潟県の最高峰だったとは、このツアーに参加するまで知りませんでした。
というか、、新潟県の山にあまり頓着していなかったかも、、(^^;;
凄い!見晴のよい素晴らしい山です。
チングルマは山の斜面の南側ではこんなふうにすっかり穂になっていて、
まだ雪の残る北側の斜面では白い花がびっしり咲いているという、、
この白い花はハクサンイチゲかな。
ウサギギク
ヤマハハコ
ハクサンシャジン
あ~!白馬大池が見えてきました!
ガイドさんが言ってました。
「白馬大池の周囲は本当にロマンチックで良いところだよ」
「お花畑がすごく綺麗でベンチもあって」
「もう少し若かったら、、彼女連れて池の周りを歩きたいな!」
「そうなんですか~まだ充分お若いじゃありませんか!」
ふふ。。初老の男性がこんな素直にロマンチックを語るなんて、、
白馬の魔法がかかっているのではないですか(*^^*)
大池の手前ハイマツやシャクナゲの低木のその根元あたりに
3メートルくらいの群生で3,4か所咲いていました。
珍しい花ですか?私は初めて出会った花で大感激♪
コゴメグサ
小蓮華山すぎたあたりから斜面に広がって咲いていました。
小さい花であの白い斜面をベールのように覆っている花はなに?
と思っていて、やっと近くでみることができたら、
こんな小さい可愛い花でした
コマクサ
白馬岳でも小蓮華山でも斜面に沿って群生していましたが
遠くからでは、写真に撮ってもどこ?みたいに見えてなくて残念です。
大池の近くでロープ間際に咲いていた集団が大人気でした。
おお~
なるほど、、ロマンチックな景色ですね(*^^*)
お花畑の向こうに静かで広い池。
残雪から霧が湧き幻想的な雰囲気です。
ハクサンコザクラ
コイワカガミ
タテヤマリンドウ
チングルマ
お花畑を通り過ぎると、下山はやはり急坂ですぐ森林帯に入ります。
雨が降っていたらしく道は濡れてすべる、すべる、
でも、一度も雨具を着なくてよかったのはラッキーでした。
大池をだいぶ下って、森林帯の中で咲く
イチヤクソウ
カラマツソウ
天狗の庭あたりでよく咲いていた
ハクサンシャジン
蓮華温泉に到着。
お疲れ様でした~
お風呂の前にまず一杯
コケモモジュースが超オイシー♪
今まで何年も長野方面行くたびに糸魚川を過ぎたあたりから
雪を被る山頂を見たり、栂池から大雪渓を仰いだり、
小遠見、八方池アルペンルート、唐松岳、から偉大な山容を見てきました。
今回ずっと憧れ続けていた白馬岳に登ってみて
やはり期待通りの素晴らしい山でした。
森林地帯、雪渓、岩場、北アルプスの稜線を眺めながらの尾根歩き、花花花、、
変化に富んで十二分に楽しませてもらいました。
おまけのように小蓮華山と思っていましたが、
小蓮華山から白馬大池にいたる稜線も素晴らしかった♪
歩ききった達成感もあって大満足の山行でした!
思いっきり堪能されたようで良かったですね!
下界は連日灼熱地獄でございますよ (^^;
下界は暑いですね〜。帰ってきてからなおさらに山の上の涼しさが懐かしいです。お盆休みが過ぎたら秋風がふいたものですが、近年はもう気象がめちゃめちゃですものね。パパさんも、暑さ厳しいですがお体気を付けて頑張ってくださいね❗
日曜日はやっとの晴れ間に角田山でしたよ。
その時間には、もう家に帰って庭の掃除などをしていましたけれど。
テント泊はHEROちゃんにお任せですよ、
今度紅葉の綺麗な頃に山に登ってみたらいかがですか?