谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳縦走 |
2018年8月5日(日)晴天
谷川岳(オキの耳1,977m)~一ノ倉岳(1,974m)~茂倉岳(1,977.9m)縦走
谷川岳ロープウェイ土合駅から乗って天神平駅で降りる
ここから、スキー場、天神峠までリフトが出ていますが
天神尾根登山口はここから。
谷川岳トマ、オキ、双耳が迎えてくれます。
湯檜曽川を挟んで対峙する白毛門、笠が岳、朝日岳、清水峠~
ちょっと前の天気予報では、雨模様と、、、
それが、2日前には曇り後雨になり昨日の予報では一日晴れになっていてラッキー
連日の猛暑に茹るような毎日でしたが、今朝夜明け前の気温は22度でした。
寒いくらいで、びっくり!
日中もあまり気温が上がらないでほしいな。
でも熱中症対策を万全にして、
楽しい山登りにしたいです♪
天神平からの登りはじめは木の階段が続きます。
天神尾根ー田尻尾根分岐
山全体が蝉の声!
ノギラン
ホツツジ
アカモノの実は足元、岩の間にたくさん赤い実をつけていました。
熊穴沢避難小屋を過ぎると、視界が開け尾根の両脇の山々が神々しい
紅葉したナナカマド越しに爼嵓山稜から万太郎山
岩に鎖やロープなど、結構急な坂になってきました。
おお~~素晴らしい谷川山塊の眺めです
天神尾根から西側、肩の小屋から万太郎山~仙ノ倉山~平標山まで続く尾根は
ちょうど新潟県と群馬県の県境です。
ツルリンドウ
1,900mを越えたあたりでしょうか、、
笹に覆われた登山道は見晴はいいのですが、
今日の陽射しがキツイ。。。
風もたま~には吹くといった感じで、やはり暑い日になっていました!
少し歩いては、足がとまってしまう。。。
道はジグザクしていくので、写真でみると方向がとんでもないほうだった?
と思うのは私だけでしょうか?
写真真ん中中段より上の岩、てんぐの泊まり場
右の落ちそうな?岩はざんげ岩
天狗の止まり場
みかどさん、おにぎり食べてパワーアップ♪
天狗のとまり場のあたりから後ろを振り返ったところです。
写真左中段あたりに開けたロープウェイ天神駅
そこからずいぶん登ってきたのが目に見えますね!
ザンゲ岩を少し登ってから振り返ったところ、
大勢の登山者が行きかう登山道の中で貴重な休憩場所でした。
(日陰はないけれど、、)
オヤマリンドウ(花は平開しないそうです)
西黒尾根分岐
肩の小屋のトレードマーク
ヤマハハコ
俎嵓山稜から遠く仙ノ倉~平標山方向
ザンゲ岩あたりからオキ、トマを見る
昨年秋にはガスガスで何も見えない山頂に向かって登っていたけど、
今日は山頂に向かう列まではっきり見えます(笑)
こんなにゴツゴツ岩坂だったっけ?
一年前の苦労など忘れてしまっていました~(^^;;
ハクサンフウロ
ミヤマシモツケ
やった~♪
暑くて暑くてゼイゼイしながらでしたが、やっと一峰トマの耳踏破♪
トマの耳~オキの耳の間、尾根はお花がたくさん咲いています
お花見、写真、ゆっくり楽しんで
オキの耳ゲットォ~♪
オキの耳で休んでいるうちにすでに時間は11時40分になっていて、
朝食たべたのは5時前に車の中だったし、
暑くてバテバテだし、、
色々言い訳しながら昼食休憩することにしました。
奥の院の祠にお参りして、その上奥に登るとちょうどいい場所があるのですよ。
ちょっとわからないところ、みかどさん案内のお陰です。
あまり人が気が付かない場所で、平で、広くて、眺望抜群のパーフェクトスポット(^o^)
本日のメニュー
みかど亭、特製ケンチン汁
くりちゃん印の茄子漬け
私のチキンサラダはレモン塩風味、アマニオイルドレッシング
野菜とミニトマト
デザートは冷え冷えのスイカとくずきり餡こ
各自で持ってきたオニギリとか炭水化物
「ご馳走様でした~」
これだけ食べればまだまだ行ける~~エイエイオ~
ここで48分(も!)休憩。
ここまで掛かったタイムは5時間15分(遊びすぎ?)
ここから最終地点茂倉山登山口まで下山、標準コースタイムで3時間50分。
私達ったら何分でいけるでしょう?
さあ、また頑張りましょう!
ミヤマコゴメクサ
ミネウスユキソウ
ツリガネニンジン
タカネコンギク
ノゾキから見下ろした一ノ倉沢
写真ではどうしてもあのダイナミックな谷を撮れません
ワレモコウ
アキノキリンソウ
ウメバチソウ
ハクサンオミナエシ
ヒメシャジン
(細い葉が互生、花も互生している。花弁から花柱が突き出していない。)
ツリガネニンジン
(卵楕円形の葉は3~5枚で輪生する。花も段状に輪生して花柱が長く突き出る)
これはミヤマシャジン?
(おしべの先が花ビラから飛び出し、ガクや葉の縁が鋸歯状にならない)
ミヤマシシウドでしょうか?
セリ科のレースのように咲く花はどれも似ていてさっぱりわかりません(^^;;
葉を写してこなかったのは失敗でした。
ベニイタドリ
イワショウブ
少し色のついたイワショウブ(^^)
トリカブト
キンコウカ
クロズル
タカネコンギク
ノウゴウイチゴ
一ノ倉岳、登頂♪
一ノ倉から先は初めて踏む尾根です。
一跳びで登りたい山でしたが、、
やはり谷川連峰、容易くありません。
結構な登りで45分もかかってやっとでしたが
トマ、オキ、一ノ倉岳をバックに茂倉岳までコンプリート♪
ばんざーい(^o^)v
茂倉岳山頂付近から今歩いて来た道を振り返って。
一の倉岳~オキ、トマ
見晴の良い風景です。まさに深い山の真ん中に立っている。
そんなことが実感できる場所でした。
ここでスマホで動画を撮りました。
360℃のパノラマです。
このブログでは全容が載せられないのが残念
ジャノメチョウが看板の肩に止まって素敵なアクセント(*^^*)
茂倉岳の北斜面、
これが自然のお花畑、飾ることなく楚々として伸びやかに広がる花の咲く斜面
本当に素敵だな~と思いました。
下界には高速道路、ICなどが見えています。
望遠でオキ、トマ、小さく肩の小屋。
これが見えるのもここが最後
茂倉新道、どんどん下ります。
下山口が600mくらいなので、標高差約1,300mを降りなくてはなりません。
途中、茂倉岳避難小屋
トイレあり。水場は外に降りて?分。小屋の中は板敷き
谷川岳の途中から上越新幹線の排気口がいくつか見えていて、
ああ、この下をトンネルが通っているのだと実感。
「山と高原地図」昭文社では茂倉新道は木の根が露出、歩きにくいと書いてありましたが
最初は根っこの階段状で浅かったり深かったり不規則な足場を急登下り。
途中大木の根がむき出しで道の路肩に被さっていて、
乗れば滑る、跨ぐには大きな株で、慎重に慎重に、、
木の根っこが終わると、なんでこんな道にロープが?
ツルツル滑る土になるんですね。
ようやく美しいブナ林になってふかふかの道になって
下山口も近づいたかと思ったら、、
最後の標高差100mになったくらいから
騙された~(TT)みたいな急坂になって、、
疲れた足膝に一足一足の重さが痛みになってきます。
陽が影ってきて、何時?
もう時計を見るのはやめましょう~
明るいうちにはつけるよね!
そんな励まし方(笑)
そして、やっと、とうとう、
こここそが本当のコンプリートです。
明るいうちに下山、めいっぱい楽しんで歩くこと、ミッション大成功~♪
みかどさん~
くりちゃん~
暑くてきつかったけど、楽しかったです。
ありがとうございました。
谷川岳ロープウェイ-----天神峠7:45・・・天神尾根分岐8:00・・・熊穴沢避難小屋8:35・・・
天狗の止り場9:23・・・肩の小屋10:40・・・トマの耳11:05・・・オキの耳11:45・・・
奥の院12:12-13:00(昼食休憩)・・・一ノ倉岳14:05・・・茂倉岳15:00・・・
矢場の頭16:40・・・茂倉岳登山口18:35
全行程距離10.3Km 時間10:50 (ちょっと笑えて、少し反省)
下山道の茂倉新道は膝や太ももにこたえましたが、皆頑張りましたね。僕は登りの暑さででかなりバテバテでした。下山はスイカを頂いたので頑張れました。
僕にとって2年ぶりの茂倉岳で、山頂からのオキトマや主稜線をEchiさん、クリさんと楽しめたのが感激でした。
お花の写真もさすが!光を上手に取り込んでいますね。
特にヒメシャジンとツリガネニンジンが綺麗に撮れていると思いました。
次回は妙義山石門巡りですね。
谷川はまた来年頑張りましょう!
やっぱり暑さは体力を消耗しましたよね。
でも、3人でおしゃべりしたり、写真を撮りながらの山行はやっぱり楽しいものでした♪
あんなにたくさんの人で賑わっていたのに一ノ倉岳から先はほとんど3人ぽっち。
あの広大な眺望を体感しながら、ツアーではできない自由を満喫させてもらいました!
本当に素晴らしい眺望でしたね!!
写真はね~、最近あまり撮っていないのでカメラも拗ねてる?なんだかピントが合わないことが多くて困っています。
レンズにカビでもはえたのかな~と思ったら、目のせいでしょ?と言われました(T.T)
はい!また次回、よろしくお願いします