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笠ヶ岳 雨と霧の3日間

2018年9月15日~16日~17日

笠ヶ岳(2,898m)~弓折岳(2,592m)~抜戸岳(2,812m)周回

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9月15日
新穂高温泉ロープウェイ駅10:30・・・双六岳、笠が岳登山口10:35・・・ 
お助け風穴11:00・・・笠新道登山口分岐11:30・・・
わさび平小屋11:51-昼食12:40・・・小池新道登山口12:50・・・秩父沢出合14:09・・・
イタドリヶ原14:52・・・鏡平山荘16:29

9月16日
鏡平山荘5:30・・・弓折乗越6:35・・・弓折岳6:59・・・大ノマ乗越8:10・・・
秩父平9:05・・・秩父岩9:35・・・抜戸岩11:41・・・笠が岳山荘12:30(昼食)1:30・・・
笠が岳山頂13:53・・・笠が岳山荘泊

9月17日
笠が岳山荘6:00・・・抜戸岳7:28・・・笠新道分岐7:40・・・杓子平分岐9:05・・・
笠新道登山口13:05・・・双六岳、笠が岳登山口13:59・・・新穂高温泉駅14:05




朝4時45分ツアーバス乗車~富山経由で親穂高温泉ロープウェイ駅下車
出だしから雨具着こんで出発もあまりなかったな~
10時30分みなさん、テンション上がらず。。
そして、私はカメラのバッテリーが入っていないことに気がついて、、
(雨降りに荷物も多いのでコンデジを持つことにして、前日に充電のためコンセントさしたまま忘れた)
今回の写真はすべてスマホ。
テンション駄々下がり(T.T)


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硫黄臭が漂っているなか、ゲートに向かって橋を渡ります。

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橋を渡ったら右折

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5分ほどで、ここが登山口

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登山口からわさび平小屋までは車の通れる広い林道で業務用とか救急用には走っています

前は乗用車も乗り入れたらしいですが、今はゲートがあきません。

小屋まで約1時間、途中は大量の水が勢いよく流れる清流を左手に

右手の崖は季節なら色々な花が咲いていることでしょう。

大きな岩から風穴がいくつも。心地よい風が吹いてきたり。

天気がよかったら、カメラを忘れていなかったら、もっと写真撮れたのに、、

いや、、雨だったからあきらめもついたのかも(TT)




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わさび平小屋は改装したばかりか、とても綺麗な小屋でした。

トイレは外にあって靴を脱がなくてOK、でも食事は部屋にあがるのでビショビショの雨具を脱いだり

靴を脱いだり、またビショビショを着たり面倒だったけれど

暖かいカレーはやっぱり美味しかったです。

御馳走様でした!

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双六小屋のネームの入ったカレー皿(^^)





しばらく行くと小池新道登山口。



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小池新道は岩石が綺麗に組んであって、◎や→の印が親切すぎる!!

本当に登りやすく素晴らしい登山道です。

ただ、、長い(笑)

秩父沢出合い、水が増量すると通行止めになります。事前の確認が必要。


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雨の中、黙々と進みます。

途中、ナナカマドの紅葉やマユミの実が綺麗だったり、

カメノキも赤と黒の実が一緒にあったり、秋色に色づいてきた景色を

眺めながら、今回は写真撮れないわ~と涙しながら、、

でも目の奥にしっかり刻みます。


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わさび平小屋から約3時間50分、鏡池~鏡平山荘に到着。

鏡池には晴れて条件がよければ逆さ槍ヶ岳が写るということ。

楽しみにしてきたのに残念。

ガイドさんもこの場所に止まることも、一言の説明もなく素通り(笑)


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鏡平山荘到着 16時29分

デッキが綺麗で広くて、ああ~晴れていたらここでコーヒータイム&宴会のはずが残念


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雨具からしたたり落ちる水をどう処理していいかわからないほど!

まず玄関に入らない軒下でビニール袋を持たされ、その中に雨具を丸めてイン。

小屋は満室で多人数のため、乾燥室には衣類は乾かせますが、雨具は入れないでと。

着ていた衣類も上から下まで汗でビショビショなので寒くならない内にまず着替え。

リュックもカバーも靴もビショビショ。

新聞紙でまず滴る水を拭きとって部屋に持ちこむ。

靴の中も水が入ったか?新聞紙を詰め込んでおく。

新聞紙は持っていくとなにかと便利ですよ。

帰りもゴミ荷物ですが、濡れた新聞紙はたいした量にはなりません。

部屋には干せるポールや下げられるフックがあって親切でした。

今日の部屋は敷き布団二枚にお三人様。これくらいでギューギューとは言えないね(^^;;


夕食はメンチカツだったか、、そのほか野菜を色々に料理してあったのが美味しくて

メインをあまり覚えてなくて申し訳ありません(^^;;

ほんとに美味しく頂きました!

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夜は、ストーブの周りに集まって、雨具を乾かしたり、

乾燥室に入りきらなかった衣類を手に持って乾かしたり

入れ替わりで井戸端会議ならぬ、ストーブ端会議です。

雨のせいで登山中もあまり話すことができなかったこともあり、

ストーブ端会議は大いにもりあがりましたよ(笑)


夜通しの雨にため息。。。

朝4時起床、朝食、5時30分出発。

でも、昨日より少し天気は回復の見込み。

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今年の夏はやはりここでも厳しかったようでかなり葉が枯れたようになった木もあり、

山の斜面の向きでもかなり違っていたり、自然の生き物は正直ですね。

ナナカマドも綺麗に紅葉して大きな赤い実をたわわにつけたものがあったと思うと

片方では葉がチリチリに枯れているものもありました。

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弓折乗越

双六岳~鏡平~笠ヶ岳の分岐です。


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弓折岳

6時59分

雨は降っていないようだけど、相変わらずに凄いまっしろしろのガスの中

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大ノマ乗越をすぎて稜線にでたあたり

6羽の雷鳥さんのパーティーに遭遇♪

春に生まれた雷鳥もこの季節にはもう立派な大人体格になっています。

雷鳥の群れは、他の親子も含め多数で群れているそうです。

こんな雨上がりの午前中が出現率No,1らしいですよ♪

この日も翌日にも4か所くらいで雷鳥さんの群れをみました。

ゆっくり~のんびり~木の実を啄みながら、ときどき羽を広げて歩いていました。

お腹の下から足にかけてはもう白い冬毛に生え変わっていましたよ

可愛いかった~(*^^*)

そう言ってもこの写真ではわからないですよね(TT)(TT)

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秩父平

ここから秩父岩あたりまでまた急登になります。


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付きでた大きな秩父岩、雲の中にうっすらと見え隠れ

展望台からはどんな景色が見えるはずだったのか、霞んだ向こうに目を凝らしてもまっしろしろ

秩父岩を過ぎたあたりからは尾根歩き(たぶん尾根だったと思う、TT)

ここの分岐から抜戸岳に上る道。そして笠新道の下り道。

雨でファイトが出ない一行に、抜戸岳は明日にしましょうと。

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抜戸岩

一人づつ通りぬけます。

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抜戸岩を過ぎれば笠ヶ岳山荘も近いはず!

ここに来てまた坂がきつくなって相変わらず岩だらけの登山道を登りつつけます。

キャンプ場前後には大きな岩に「もうすぐ」「がんばれ」「あと一息」とか

メッセージがペンキで書いてあって、元気だせ!ってことなんでしょうが、

ぜんぜんもうすぐじゃなくて、あと一息じゃなくてメッセージいらない~(笑)
最後の最後にゼイゼイ言いながら笠ヶ岳山荘到着です!!

12時30分


お昼に中華丼を食べて、1時間も休憩してからいよいよ

笠ヶ岳山頂にアタックです。

雨が霧雨ほどに変わっていました、暑いので薄めのウィンドブレーカーに着替えて出発したけれど

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すぐそこの頂上の手前でまた雨具に着替え。
もう~こんなに期待してしているのに、晴れてくれない。。。
何も見えない。。。ここはどこ??
涙を隠して笑顔で(一応ね)記念撮影。
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山頂から帰っても14時20分

玄関土間にあるストーブを囲むベンチで同行の人達とコーヒーを飲んだり、

泡の出る飲み物飲んだり、持ち寄ったおやつを食べながら

およそ2時間近くも色々なお話をしました。

みなさん強者揃いでいらっしゃる、勇気をもらいました。



夕ごはんを食べて就寝、9時消灯

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翌朝、4時起床。朝食は5時からなのだけれどツアー客が3組らしく、他にもちろん個人の宿泊者、

多人数で込んでいて食事は並んだ順番待ちなので廊下に長い列ができています。

4時45分に並んで食べて6時に山荘を出発しました。



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昨日、スルーした抜戸岳に登って巻いて笠新道に出会います。

3日目の朝、天気予報は曇りと言っていたけどやっぱり雨(T.T)

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杓子平のあたりにきたら、なんだか空が明るくなってきんじゃない?

わ~ほら!雲が動いてる!霧が晴れていくんじゃない?

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今歩いている所がこんな景色が広がって綺麗なところだったとはね~!

ガイドさんが初めて「写真撮りますか?少し休憩しましょうか」と

おっしゃったので、写真休憩です。

私は、、、スマホですけど(涙)

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しかし、ガスは晴れたかと思うとまた真っ白に。。を繰り返し、

ところで笠が岳はいったいどこに見えるはず?

とうとう杓子平を過ぎても最後まで顔を見せてくれませんでした。



杓子平の分岐を過ぎるといよいよ笠新道の急坂下山の始まりです。

しばらく歩いて行くうちに
今まで空を覆っていた雲にぽわっと穴があいてこんなわずかの隙間から西穂高が少し、、が見えてきました!
昨日からずっと雲ガスしか見えなかった空に少し明るい場所が開けてきました!

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わ~!わ~~♪穂高がこんなに大きく見えたんだね~
あ、槍ヶ岳も見えたよ~!あ、あ、隠れた、、、
誰もが待ち望んだ景色でした!!

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凄いね~こんな近くに見えたんだね~
3日目の下山中にやっとわずかだけ姿を見せてくれた穂高山脈でしたが、
またしばらくしたらすっかり雲に覆われてしまいました。
そうです。。
7月に槍ヶ岳を登ったときにみた、あの反対側にドーンと見えた笠が岳。
今回はこっちから槍ヶ岳を見るつもりの登山でした。
あの日の感動は忘れないからきっとこんなふうに見えるはず、、と想像はできても
やはり、実際の笠ヶ岳から見る槍、穂高の全貌迫力を実感したかったです。

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笠新道分岐、みんな無事下山!
雨上がりのこの登山道はやはり!感嘆府がつくほど厳しかったです。
杓子平分岐から約4時間急でもあるし、岩石もよく滑りました。
もう一回、景色をみるのに笠が岳リベンジする?と聞いても誰も返事してくれなかった~(笑)

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登山口に帰りました!
笠新道分岐から約1時間、林道も長かった~
行くときは雨で写真撮ることも、話すこともなく、下を向いて前について歩くだけだったけれど
帰りの林道では、
3日間のうちにすっかり打ちとけたお仲間さん達と楽しい会話をしながら
広い道を歩いてきました♪

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それにしても、ひと眼だけでも笠が岳様の姿を見たかったね、、、(T.T)








by a-echi8725 | 2018-09-20 20:56 | 笠が岳 | Comments(2)